ドル円149.50円台、いったん買い戻しも150円回復できず 林官房長官 "円高"「安定的推移が望ましい」
ドル円149.50円台、いったん買い戻しも150円回復できず 林官房長官 "円高"「安定的推移が望ましい」
植田日銀総裁がさらなる利上げに前向きな姿勢を示したことから、早くも年内追加利上げ観測が浮上。実質賃金が秋頃にプラスになるとの見方から、早ければ10月にも追加利上げに踏み切るとの予想が一部で広がっている。その一方で米国が年内数回利下げすることが予想されているため、円高・ドル安はまだ続く可能性がある。
ドル円は午前に一時148.50円台まで急落し3月15日以来の安値をつけた。その後は149.50円台まで上昇、いったん買い戻されているが150円台は回復できていない。林官房長官が"円高"について「安定的に推移することが望ましい、為替市場の動向しっかりと注視したい」とコメントしたことも円高進行を抑制した可能性がある。
植田総裁「タカ派」姿勢が欧米時間で再び材料視され、円買いが再開する可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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