東京株式(寄り付き)=売り先行、急激な円高進行を警戒
1日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比320円安の3万8781円と反落。
前日の米国株市場ではハイテクセクター中心に買いが広がり、ナスダック総合株価指数が大幅高となったほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は7%高と急騰をみせた。これが東京市場にも追い風要因として期待されるところだが、前日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて外国為替市場で一気に1ドル=150円台を下回る急速な円高が進んでいることが、株式市場にネガティブに働いている。個別株は本格化する企業の決算発表を横目に明暗を分ける展開が予想される。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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