ポンド、どっちつかずの状況=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入って下げが一服しているものの、一時1.2805ドル付近まで下落するなど戻り売りが続いている。きょうの下げで21日線を下回る展開。
今週は重要イベントが目白押しの週だが、英中銀の金融政策委員会(MPC)も予定されている。今週にMPCが迫っても市場はなお見方を決め切れないでいる。委員の投票は僅差ではあるが利下げを打ち出すとの見方の一方、短期金融市場では、確率が五分五分となっており、どっちつかずの状況となっている。
もし、この状況で利下げを決めれば、ポンドは急落する可能性があるとの指摘も出ている。英中銀が今回利下げに踏み切れば、年内計3回に利下げが拡大するとの見方に繋がり、ポンドは圧迫されるという。
GBP/USD 1.2826 GBP/JPY 197.68 EUR/GBP 0.8424
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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