小反落、米株式市場の調整安が重しに=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=81.30(-0.14 -0.17%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。過去最高値を更新する流れにあった主要な米株価指数が調整安していることが原油相場の重しとなった。夏季休暇シーズンに入るなかで、利益を確定する動きが目立っている。今週の米金融当局者の発言を手がかりに、9月の米利下げ開始がほぼ織り込まれた印象であることも圧迫要因。ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事やウィリアムズNY連銀総裁は9月の米利下げ観測を否定していない。
時間外取引で9月限は82.27ドルまで堅調に推移したが、上げ一服後は押し戻されてマイナス転換した。通常取引開始後に80.61ドルまで下落。その後、一時的にプラス圏へ戻したが上値は重く、マイナス圏で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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