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アジア株 総じて下落、上海株は反落

株式 

東京時間18:26現在
香港ハンセン指数   17936.12(-5.66 -0.03%)
中国上海総合指数  3015.89(-16.74 -0.55%)
台湾加権指数     22496.53(-8.19 -0.04%)
韓国総合株価指数  2744.10(-14.32 -0.52%)
豪ASX200指数    7700.27(-23.99 -0.31%)
インドSENSEX30種  76992.77(休場)

 17日のアジア株は総じて下落。日経平均の急落や欧州の政治情勢の不透明感などがアジア株の圧迫要因となったもよう。上海株は反落。今日発表された中国の5月の鉱工業生産や新築住宅価格が市場予想を下回ったことなどが売りにつながった。また、中国の不動産投資や固定資産投資が予想を下回ったことも重石となった。香港株は小幅続落。一時1%超の上昇となった後、前日終値近辺まで下落した。中国景気への警戒感が上値を抑えた。シンガポール市場、インド市場は休場。
    
 上海総合指数は反落。機器メーカーの国電南端科技、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国農業銀行、酒造会社の貴州茅臺酒、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)が買われる一方で、医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、通信会社のテルストラ・コーポレーションが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、不動産会社のグッドマン・グループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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