【本日の見通し】基調はドル高円安か。方向性をしっかり見極める展開
【本日の見通し】基調はドル高円安か。方向性をしっかり見極める展開
今月に入って米国の材料はまちまち。物価統計の弱さがドルの重石も、米雇用の強さや、FOMCでのメンバーの姿勢などがドルを支える展開。流れ的にはややしっかりとなっているが、下方向のリスクもあり、方向性をしっかりと見極めたい。
今週の注目は明日の米小売売上高。米指標がまちまちとなる中で、個人消費動向を確認したいところ。今日はNY連銀製造業景気指数などの発表があるが、予想から大きく乖離しない限り影響は限定的か。
ユーロは先週末の市場で一時1.0668を付けた。政治情勢への警戒感が広がり、上値の重い展開が続いている。安値からは少し戻しているが、戻りは鈍く、下方向のリスク。ユーロ円はドル円の堅調さが支えも、ユーロ売りリスクを警戒。
ポンドは対ユーロでしっかりも、対ドル、対円ではユーロ安に連れた動きか。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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