東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株底堅く円安も下支え
10日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比5円高の3万8689円と反発。
寄り付きは売り買い交錯の展開。前週末の米国株市場では、注目された5月の米雇用統計の内容が事前コンセンサスを上回ったことで長期金利が上昇し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調だった。しかし、下げ幅はいずれも限定的なものにとどまった。米景気減速への警戒感が薄れたことが押し目買いを誘う背景となっており、これを受けて東京市場でも足もとで強弱観が対立している。外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることも全体相場の下支え要因として作用しやすい。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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