ファースト・ソーラーが大幅高 アナリストが目標株価を引き上げ=米国株個別
(NY時間14:50)(日本時間03:50)
ファースト・ソーラー<FSLR> 247.38(+35.27 +16.63%)
太陽光パネルのファースト・ソーラー<FSLR>が大幅高。バイデン政権が先週、東南アジア4カ国から輸入される中国製の太陽電池と太陽光パネルについて不当な補助金によって生産コストを下回る価格で販売されている疑いがあるとし、調査を開始したことが伝わっている。同社を始めとした関連企業には追い風が吹いている。
そのような中で本日はアナリストが同社の目標株価を195ドルから219ドルに引き上げた。ただ、現行水準よりは低い。インフレ抑制法に基づく国内コンテンツ・ガイダンスを含む、大量の新政策が同社にとってプラスであると指摘している。投資判断は「買い」を継続。
【企業概要】
米国・欧州・日本等の太陽光発電事業会社等向けに、太陽電池モジュールの開発・製造・販売を行う。テルル化カドミウム薄膜太陽電池モジュールを販売するほか、太陽光発電事業の開発・資材調達・建設管理サービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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