ドル指数は連日の上昇、米当局者のタカ派発言続き=ロンドン為替
ドル指数は連日の上昇、米当局者のタカ派発言続き=ロンドン為替
ドル指数は今週に入って、連日の上昇となっている。一連の米金融当局者のタカ派発言が米債利回り上昇とともにドル高圧力となっているようだ。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は7日に、「インフレ定着すれば、必要に応じ利上げの可能性も」「6月の金利見通し(ドット・プロット)で年内2回以上の利下げは予想していない」と述べた。続く8日にはコリンズ・ボストン連銀総裁が「もっと確信が持てるまで金利を安定させるべき」「2%目標達成には思ったより時間がかかるかもしれない」などとした。
ドル指数は5/3の米雇用統計発表直後につけた104.522を直近安値に、今週は連日の上昇。足元では105.726まで上昇している。10日線(105.554)を上抜けており、次は21日線(105.752)に向けた動きとなっている。
ドルインデックス=105.71(+0.16 +0.15%)

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。