日本実質賃金2.9%減、2023年9月以来20カ月ぶりの大幅下落 物価上昇に追いつかず
日本実質賃金2.9%減、2023年9月以来20カ月ぶりの大幅下落 物価上昇に追いつかず
日本5月の実質賃金は-2.9%と予想以上に減少、2023年9月以来の低水準となった。市場予想は-1.7%だった。コメなど食料品を中心とした物価の上昇に賃金の伸びが追いつかない状況が続いており、実質賃金は5カ月連続でマイナスとなった。5月はコメ類が101%も上昇、おにぎりも19%上昇するなど食料価格が高止まりしている。
予想以上の減少で日銀利上げ観測後退も円相場への影響は限定的、市場はトランプ関税を注視。トランプ氏は7日に関税に関する手紙を送ると発表。
実質賃金(5月)8:30
結果 -2.9%
予想 -1.7% 前回 -2.0%(-1.8%から修正)(前年比)

執筆者 : MINKABU PRESS
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