反発、イランの報復攻撃がまもなくとの観測で=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=86.21(+0.98 +1.15%)
ニューヨーク原油の期近は反発。イスラエルがシリアのイラン大使館を空爆したことに対して、イランや親イランの武装組織によるイスラエルへの報復攻撃が迫っているとの観測が高まった。ブルームバーグが伝えた。イスラエルの政府・軍事施設に対してドローンやミサイルによる大規模な攻撃が始まるという。また、米中央軍は高度警戒水準にあり、イスラエルが攻撃を受けた場合に支援する用意が出来ており、イスラエルとともに反撃を辞さない構えであるという。米高官の発言としてアルジャジーラが報道した。独ルフトハンザ航空はイランのテヘラン向けの便を停止した。
時間外取引で5月限は堅調に推移した後、通常取引開始にかけて売りが優勢になると、84.55ドルまで下落。ただ、マイナス圏では下げ渋り。その後は86.38ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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