米10年債利回り低下 明日の米CPIを前に調整=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:28)(日本時間05:28)
米2年債 4.736(-0.052)
米10年債 4.354(-0.066)
米30年債 4.492(-0.058)
期待インフレ率 2.368(-0.023)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を前にポジション調整の動きが優勢となった。本日は3年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を上回り、不調な入札となったことも利回りを押し下げていた。
米10年債は4.35%台まで低下した一方、2年債は4.72%まで一時低下している。
2-10年債の利回り格差は-38(前営業日:-37)と逆イールドはほぼ変わらず。
*米3年債入札結果
最高落札利回り 4.548%(WI:4.528)
応札倍率 2.50倍(前回:2.60倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。