一時円買いも回復、米雇用統計にらむ=東京為替概況
一時円買いも回復、米雇用統計にらむ=東京為替概況
ドル円は午前中に一時150円81銭を付けた。中東情勢緊迫化を受けてリスク警戒の円買いが強まった。昨日米NY原油先物や金先物の上昇が見られるなど、中東情勢にらみの展開が目立っているなか、リスク警戒の流れが広がり、節目の151円00銭を割り込んで、売りが出た。
売り一巡後はドル買いの動きが広がった。ドル円は151円台前半に戻している。昨日海外市場で米雇用統計をにらんだポジション調整に151円台後半から151円台前半を付けた。151円10銭台を付けた後、151円30銭台までの戻りに留まっていた。午前の円高後の戻りは151円30銭前後までとなっており、上値の重さが意識されている。
ユーロドルは1.0830前後での推移。午前中リスク警戒が強まる中でドル円を除くドル買いとなり、1.0840ドル台から1.0820ドル台に下げ、午後はもみ合いとなっている。
ユーロ円は163円60銭台での推移。朝は164円前後での推移も、リスク警戒の動きが重石となっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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