ドル円は午前中に一時円買い進むも、その後回復しもみ合い=東京為替概況
ドル円は午前中に一時円買い進むも、その後回復しもみ合い=東京為替概況
ドル円は先週末米雇用統計後のドル売りを受けて146円49銭まで下落。その後147円台を回復して週の取引を終え、今日も先週終値前後でスタートした。朝はドル安円高が再び優勢となり、146円54銭まで下落。日経平均の大きな下げなどが重石となった。ドル円は先週末の安値146円49銭まで下げきらずに反発。昼前に147円00銭台を付けた。
午後に入るとドル円の動きは落ち着き147円00銭を挟んでの推移。午前中900円以上の下げとなった日経平均は、午後に入って一時1000円を超える下げとなったが、下げ一巡後は買い戻しが入っている。ドル円は後場に入っても軟調な日本株の動向もあり、少し上値が重くなったが146円80銭台までと慎重な動き。その後日経平均が安値から買い戻されたこともあり、147円台を回復する動きを見せた。
ユーロドルは先週末のドル安局面で1.0981を付けたが上値の重さが継続。今日は1.0936-1.0953レンジでの取引。
ユーロ円は早朝の161円台から、東京午前の円高進行に160円38銭まで下げた。株安を受けたリスク警戒の円買いが出ていた。その後反発を見せ午後には160円90銭台を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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