東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株堅調で不安心理後退
7日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比240円高の4万331円と反発。
主力株をはじめ幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均株価は上値指向が強い。前日の米国株市場では、注目されたパウエルFRB議長の議会証言がマーケットの事前予想の範囲であったことから投資家の不安心理が後退し、買い戻しを誘発した。朝方に発表された経済指標を受け米長期金利が低下基調となったことも相対的な割高感を緩和する形となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発した。これを受けて東京市場でも足もとリスク選好の地合いに。ただ、為替が円高方向に振れていることや、あすの2月の米雇用統計発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑が上値を重くする可能性はある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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