中国人民銀行、日曜日に1年物中期貸出金利を引き下げるとの見方
一部からは、中国人民銀行は18日の日曜日に1年物中期貸出金利を引き下げるとの見方が出ている。人民銀行の潘総裁は1月、デフレと闘うために政策を緩和する用意があることを示唆した。日曜日に潘総裁はそのメッセージを実行に移すと予想されるという。
1年物中期貸出金利を0.10%ポイント引き下げ、2.40%にすると予想。予想通りであれば、昨年8月の0.15%ポイントの引き下げ以来のこと。なお、市場のコンセンサスは2.50%に据え置きが予想されている。人民銀はその後、2月20日にもローンプライムレートを0.10%ポイント引き下げることが予想されている。
中国のインターバンク市場は日曜日も取引されるが、これは今年の旧正月休暇に関連した措置。
1月の中国の消費者物価指数(CPI)は2009年以来最も速いペースで低下し、製造業PMIは4カ月連続で低下しており、景気は下支えを必要としているという。

執筆者 : MINKABU PRESS
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