反発、早期の米利下げ開始を期待=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=78.03(+1.39 +1.81%)
ニューヨーク原油は反発。1月の米小売売上高や米鉱工業生産指数が弱く、早期の米利上げ開始観測が再び浮上したことが相場を支えた。米消費者物価指数(CPI)は高止まりしており、インフレ見通しに不透明感はあるものの、今年前半には米利下げが始まると期待されている。イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラとの交戦が激化しており、ほぼ戦争状態にあるとみられていることも支援要因。イスラエル北部のキリヤット・シュモナでは、防空システム「アイアンドーム」を突き抜けて、ヒズボラのミサイルが着弾し被害が発生している。
時間外取引で3月限は75.78ドルまで下落したが、通常取引開始に向けて下げ幅を消した。通常取引が始まると買い戻しが強まり、78.44ドルまで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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