バーテックスが上昇 治験薬が糖尿病の慢性神経痛に効果発揮=米国株個別
(NY時間11:16)(日本時間01:16)
バーテックス<VRTX> 390.78(+33.05 +9.24%)
医薬品のバーテックス・ファーマ<VRTX>が上昇。同社の非中毒性薬剤が糖尿病による慢性神経痛患者に効果を発揮したと発表した。同社の治験薬「VX-548」が、患者の痛みを和らげる中間試験の目標値を達成した。今後、最終段階の臨床試験に移行させる予定だとしている。
同社は主力薬である、のう胞性線維症治療薬の枠を超えようとしている。同社は先週、鎌状赤血球症の遺伝子編集治療薬の承認を取得し、DNA編集技術「クリスプル」を使用した薬剤が米国で初めてFDAの承認を得たケースとなった。
【企業概要】
のう胞性線維症を対象とした治療薬の開発・製造に取り組むバイオテクノロジー会社。同治療薬は、米国・欧州で販売される。また、鎌状赤血球症、βサラセミア、急性・神経因性疼痛、1型糖尿病、α1アンチトリプシン欠損症などの治療法を開発する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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