ビザが決算受け時間外で小幅高 不透明な情勢も消費者のカード利用は増加=米国株個別
(NY時間17:19)時間外
ビザ<V> 236.94(+2.29 +0.98%)
ビザ<V>が引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。消費者のカード利用が増加した。決済額は8.7%増の3兆2000億ドルだった。
マキナニーCEOは声明で「今年1年を通して個人消費は底堅く推移した。新しい会計年度を迎えるにあたり、地政学的・経済的な不確実性を背景としながらも、われわれの業績に自信を持っている」と述べた。
先週、アメックス<AXP>が法人カードの支出増の鈍化を報告したが、米消費者は地政学的な激動、頑固なインフレ、景気後退の脅威の中で回復力を維持している。
株価は時間外で小幅に上昇。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.33ドル(予想:2.24ドル)
・経常収益:86.0億ドル(予想:85.6億ドル)
・取扱総額:560億ドル(予想:557.5億ドル)
・処理件数:+9%(予想:+8%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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