ドル円は147円台後半に上昇 原油高とタカ派なFRBに警戒感も=NY為替
きょうも市場は明日のFOMCの結果発表を控えて全体的に様子見の雰囲気が続いている中で、ドル円はNY時間に入ってやや買われており、147円台後半に上昇している。
原油相場の高騰が続いており、WTIは93ドル台後半まで一時上昇した。これに伴って米国債利回りも上昇し、ドル円をサポートしている模様。明日のFOMCでタカ派色が強まるのではとの見方もドル円をサポートしているようだ。
ただ、148円手前での上値抵抗が依然として強く、いまのところ積極的に上値を追う勢いまではない。原油高とFRBのタカ派姿勢の継続により、米経済のソフトランディング達成という楽観的な見方が抑制されるのではとの警戒感も一部には出ている。
米株式市場も軟調な動きを示す中で、リスク回避の円買いへの警戒もロング勢の中にはあるのかもしれない。
USD/JPY 147.76 EUR/JPY 157.91
GBP/JPY 183.14 AUD/JPY 95.45
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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