ギットラボが決算受け上昇 顧客の購買パターンは安定もマルチプルが高いとの指摘も=米国株個別
企業向けソフトウェア開発のギットラボ<GTLB>が上昇。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株損益および売上高の見通しを上方修正した。
今回の決算についてサイブランディCEOは「好調な四半期は差別化された革新的なDevSecOpsプラットフォームの構築に注力し、強力な市場開拓を実行した結果だ」と述べた。
アナリストは「顧客の購買パターンが安定してきており、好決算に繋がった」と評価する一方、「同社のマルチプルはソフトウェア分野の中では高く、株価上昇は短期的に限定的かもしれない」とも述べている。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):+0.01ドル(予想:-0.03ドル)
・売上高:1.40億ドル(予想:1.30億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.01~-0.02ドル(予想:-0.04ドル)
・売上高:1.40~1.41億ドル(予想:1.38億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.05~-0.08ドル(従来:-0.14~-0.18ドル)(予想:-0.14ドル)
・売上高:5.55~5.57億ドル(従来:5.41~5.43億ドル)(予想:5.43億ドル)
(NY時間09:44)
ギットラボ<GTLB> 52.12(+2.38 +4.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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