トゥイリオが決算受け時間外で11%の大幅高 通期の最終利益の見通しを上方修正=米国株個別
クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、1株利益は予想を上回る見通しを示したものの、売上高は予想を下回る見通しを示している。
株価は時間外で売りが先行したものの、売り一巡後は買い戻しが強まり、株価は11%の上昇。同社は声明で、通期の最終利益の見通しを上方修正し、5月時点の3億5000万ドルから3億5000万-4億ドルに上方修正した。
同社は収益性の改善に注力しており、昨年は2度の人員削減を発表。6月末時点の従業員数は6428人で、9月のピーク時の8992人から29%近く減少している。同社のローソンCEOは声明で「事業全体で効率的な成長推進に全力を注いでいる」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.45ドル(予想:0.29ドル)
・売上高:10.4億ドル(予想:9.86億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.33~0.37ドル(予想:0.30ドル)
・売上高:9.80~9.90億ドル(予想:10.2億ドル)
(NY時間17:18)時間外
トゥイリオ<TWLO> 65.00(+6.60 +11.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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