東京株式(寄り付き)=買い先行、米CPI通過後の円高は警戒材料に
13日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比162円高の3万2106円と反発。
前日の欧州株市場が全面高に買われたほか、米国株市場でも主要株価指数が揃って3日続伸と上値指向を強め、世界的な株高局面にあることは東京市場でも追い風となりやすい。注目された6月の米消費者物価指数(CPI)は、市場コンセンサスを下回る低い伸び率にとどまったことで、FRBによる金融引き締め政策への警戒感が後退している。しかし、米金利低下や日銀の金融政策変更の思惑を背景に外国為替市場で急速に円高が進んでおり、輸出株やインバウンド関連株を中心に重荷となっている。きょうも為替動向を横にらみに株式市場も不安定な値動きとなる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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