AMDが反発 AIプロセッサの次期製品ラインにアナリストからは肯定的な反応も=米国株個別
AMD<AMD>が反発。同社は前日、データセンターが大量の人工知能(AI)のトラフィックを処理するのを支援するAIプロセッサの次期製品ライン「インスティンクトMI300シリーズ」を発表した。ライバルのエヌビディア<NVDA>に対抗する。同シリーズにはチャットGPTや他のチャットボットが使用する生成AIの処理高速化用のアクセラレーターが含まれる予定。
このイベントを受けて前日は株価が売りに押されていたが、アナリストからは肯定的な反応が示されている。「イベントで同社はCPUをリードし市場シェアを拡大するための明確な戦略を明示し、その多様なポートフォリオを多くの顧客のワークロード向けにカスタマイズできることを強調した。市場がエヌビディア<NVDA>に代わる選択肢を探す中で、コンピューティング・ブロックの緊密な統合は、同社を選択肢に加えるための重要なポイントだ」とも付け加えている。
また、アマゾン<AMZN>のアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)が同社の新しいAIチップを使用する可能性があるとの報道も流れていた。
(NY時間09:38)
AMD<AMD> 125.77(+1.24 +1.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。