JPモルガンがエプスタイン元被告の被害者と和解
JPモルガン<JPM>は、故エプスタイン元被告の児童売春を助長したとして訴えられていた件で、被害者と和解することで合意したと発表した。一部報道によると、同銀は2億9000万ドルを和解金として支払う。
この訴訟はエプスタイン元被告の犠牲になったと主張する女性が昨年ニューヨークで提訴。同銀が元被告の行動から利益を得たほか、女性に対する性行為の代金支払いを手助けし、元被告の性的人身取引を支援したと訴えていた。
この匿名の原告は、2006-13年にエプスタイン元被告に性的虐待を受け、元被告の友人らに売り渡されたと主張。元被告がJPモルガンから引き出した現金を自身や他の被害者に支払ったとしている。
同銀はプレスリリースで「この和解が各当事者、とりわけエプスタインにひどい虐待を受けた被害者にとって一番良いと考えている」と述べた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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