反発、米景気悪化を警戒も需給改善期待が下支えに=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=71.11(+1.07 +1.53%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.07ドル高。その他の限月は0.34~1.08ドル高。
世界的な需給が引き締まっていくと期待されていることが相場を支えた。今月から主要産油国は日量166万バレルの自主減産を実施しているほか、夏場にかけて北半球の需要が拡大し、供給過剰の改善に寄与する見通し。ただ、米景気悪化懸念は引き続き重し。米債務上限の引き上げを巡る協議は不透明。
時間外取引で6月限は69.41ドルまで下落したがマイナス圏での推移は一時的で、プラス圏に切り返した。通常取引開始後は買い戻しが続き71.69ドルまで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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