ドル円は下げ一巡、午後に一時134.30台まで切り返す=東京為替概況
ドル円は下げ一巡、午後に一時134.30台まで切り返す=東京為替概況
東京終盤のドル円は134円台前半で推移。ドル円は、前日の海外市場で4月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて米利上げ停止観測が強まり、135円台から134円台前半まで急落した。その流れを引き継ぎ、東京朝方には134円を割り込むと、米10年債利回りの低下もあってドルが売られ、5日以来およそ1週間ぶりの安値水準となる133.89まで一時下落した。しかし、その後は米10年債利回りの低下が一服したことなどから下げ渋り、134円台を回復。午後に入って一時134.30台まで切り返している。
ユーロドルはもみ合い。午前にいったん1.0998付近まで強含んだあと、午後は一転して1.0970付近まで軟化した。前日終値を挟んで方向感は限定的となっている。
ユーロ円は、朝方のドル円の下げに連動して一時147.12付近まで下落した。しかし、その後は下げ一服となり、午後は147円台前半で小動きとなっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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