【本日の見通し】ドル高円安基調継続も高値警戒感
【本日の見通し】ドル高円安基調継続も高値警戒感
ドル円は137円台半ば超えまで上昇。先週末の日銀会合後の円売りの勢いが継続していることに加え、昨日発表された米ISM製造業景気指数の好結果を受けたドル買いが支えとなった。
今日、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)について、週明け80%強の利上げ折込であったが、ISMの好結果もあり織り込みが90%を超えてほぼ確実視されている状況となったことなどがドル買いにつながっている。6月の追加利上げ期待も28%前後と前日から上昇している。
こうした動きがドル買い円売りにつながっている。
今日もこの流れが続くと期待されるが、FOMCさらには金曜日の雇用統計を控えて高値に警戒感も見られる。
下値しっかり感がどこまで続くかがポイントで、流れはまだ上方向で、節目の138円に向けた動きを期待しているが、いったん利益確定からの調整が入る可能性が十分ある。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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