反発、前日の急落の反動で買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=74.76(+0.46 +0.62%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.39~0.46ドル高。その他の限月は0.34ドル安~0.36ドル高。
前日の急落を受けて買い戻しが優勢だった。米ファーストリパブリック銀行の下げが一服したことから金融システム不安が若干和らいだが、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)における追加利上げ観測のなかで米景気悪化懸念は根強く、原油相場の戻りは限定的だった。来週のFOMCを最後に利上げがいったん停止となるのか、6月以降の米金融政策は不透明。
時間外取引で6月限はしっかり。瞬間的にマイナス圏に押し戻される場面はあったが、通常取引開始後も買い戻しが優勢で一時75.28ドルまで上昇した。ただ、前日の下げに対する戻りは限定的。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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