アジア株はまちまち、パウエルFRB議長の議会証言待ち 「東方神起」などK-POPの生みの親SMエンターテイメントは急騰

アジア株はまちまち、パウエルFRB議長の議会証言待ち　「東方神起」などK-POPの生みの親SMエンターテイメントは急騰

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数　　 20595.23（-7.96　-0.04%）
中国上海総合指数　 3325.96（+3.94　+0.12%）
台湾加権指数　　　　 15793.50（+29.99　+0.19%）
韓国総合株価指数　 2467.79（+5.17　+0.21%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7329.40（+0.80　+0.01%）

アジア株はまちまち。新規材料に乏しく方向感にかける。パウエルFRB議長の議会証言を控え様子見ムードも広がっている。

全人代で今年の中国経済成長率目標を過去最低の「約5.0%」に設定したことで、政府が追加の景気支援策を講じない可能性があるものの、中国・香港市場への影響は限定的。マーケットは、景気支援策がなくても経済活動再開で中国経済は今年、順調に回復していくと見ている。
中国次期首相候補とされる政治局常務委員の李強氏は、中国の経済発展には多くの困難があるものの、成長率目標達成に向け努力しなければならないと語った。

韓国市場で「東方神起」や「少女時代」などK-POPの生みの親である音楽制作会社のSMエンターテインメントが14%超高と急騰、上場来高値をつけている。インターネット大手カカオがSM社の株式公開買い付けを開始する。男性音楽グループ「BTS」や「SEVENTEEN」「ENHYPEN」が所属する音楽制作会社のハイブもSM社の株式取得を目指しており、買収合戦がエスカレートすると韓国経済日報が報じた。報道によると、カカオは傘下のカカオエンターテイメントと共に今月26日までに1株あたり15万ウォンでSM社の株式を最大35%購入することを提案している。

ハイブは1.7%下落、カカオは2.9%安。