ユーロ圏のコアインフレが加速した場合、ユーロは上昇する可能性=NY為替
きょうもドル買いの動きが一服し、ユーロドルは1.06ドル台に戻している。今月のユーロドルは下向きの流れを強めていたが、月末になってその動きも一服しているようで、短期筋のショートカバーが出ている模様。ただ、短期的なドル高期待も根強く、ユーロドルは下値警戒感が強まっている。1.05ドル割れは時間の問題との声も多い。
その一方で、3月2日木曜日に発表される2月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値でコアインフレが加速する可能性が高く、その場合、ユーロは上昇の反応を示すとの見方も出ている。
コアインフレが上昇すれば、ECBは次回発表の経済見通しで、今年のコアインフレの見通しを上方修正する必要性に迫られ、ECBが利上げサイクルの減速に市場を誘導する余地が小さくなるという。3月のみならず、5月のECB理事会でも0.50%ポイントの利上げの議論を非常に活発化させるはずだとも指摘している。
ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報(2月)2日19:00
予想 0.6% 前回 -0.2%(前月比)
予想 8.4% 前回 8.6%(前年比)
予想 5.4% 前回 5.3%(コア・前年比)
EUR/USD 1.0611 EUR/JPY 144.45 EUR/GBP 0.8759
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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