バンブルが決算受け上昇 通期の見通しがポジティブだと指摘＝米国株個別

　デートアプリのバンブル＜BMBL＞が上昇。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株損益は予想外の赤字だったものの、売上高は予想を上回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想を上回った。

　第１四半期のガイダンスは売上高は予想範囲内だったものの、ＥＢＩＴＤＡの見通しは予想を下回った。バンブルアプリの売上高は予想を上回る見通しを示している。また、通期の売上高見通しは予想を上回る伸びを見込んでいる。

　アナリストは同社に対して幅広く肯定的な見方をしている。第１四半期のＥＢＩＴＤＡ見通しは予想を下回ったものの、通期の見通しはポジティブだと指摘。最近の弱い第三者機関のデータから得た慎重なバイサイドの予想を大きく上回るものだったという。同アナリストは今年の見通しとバンブルアプリの勢いに自信を深めている。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.85ドル（予想：0.03ドル）
・売上高：2.42億ドル（予想：2.36億ドル）
　　バンブルアプリ：1.91億ドル（予想：1.87億ドル）
　　バデゥアプリ：0.51億ドル（予想：0.49億ドル）
・EBITDA（調整後）：6050万ドル（予想：5830万ドル）
・FCF：4620万ドル（予想：5350万ドル）
・課金ユーザー数：341万人（予想：340万人）
・有料ユーザー単価：23.01ドル（予想：22.54ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：2.38～2.43億ドル（予想：2.41億ドル）
　　バンブルアプリ：1.90～1.93億ドル（予想：1.90億ドル）
・EBITDA（調整後）：5300～5600万ドル（予想：5970万ドル）

（通期見通し）
・売上高：16～19％増（予想：16.5％増）
　　バンブルアプリ：22～25％増

（NY時間14:53）
バンブル＜BMBL＞　24.94（+1.60　+6.86%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美