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FOMC議事録を通過し、次第に売り優勢に=米国株後半

株式 

NY株式22日(NY時間15:43)
ダウ平均   32997.18(-132.41 -0.40%)
ナスダック   11486.05(-6.25 -0.05%)
CME日経平均先物 27035(大証終比:-95 -0.35%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げ幅を広げる動きが出ている。午後に公表されたFOMC議事録を受けて株式市場は一旦売買が交錯したものの、次第に売りが優勢となっている。

 議事録では数名の委員が0.50%ポイント利上げが好ましいまたは支持できると言及していたことが明らかになった一方で、ほぼ全員が0.25%ポイントの利上げを支持したことも明らかになった。

 事前に想定された範囲でもあり、現在の状況よりもタカ派な印象はない。このところ市場に広がっているタカ派な雰囲気は前回のFOMC後に発表された米経済指標の強さによるものであり、今回の議事録にそれは反映されていない。ただ、イベントを通過したこともあり、タカ派色に違いはなく、改めて売りが広がっているようだ。

 市場からは「ここ数日の戻り売りは金利上昇に対する市場の直接的な反応。ただ、突然で大きな動きに見えているかもしれないが、1月中と2月の一部に見られた大幅な上昇を考えると、実際には穏やかで完全に予想されたものだ」との指摘も出ている。

 サイバーセキュリティのパロアルト・ネットワークス<PANW>が決算を受け大幅高。1株利益が予想を上回ったほか、ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回った。

 不動産情報のコスター・グループ<CSGP>が下落。マードック氏率いるニューズ・コーポレーション<NWSA>が、オンライン不動産の子会社をコスターに売却する協議を中止したと伝わった。

 動物実験など薬品開発の支援サービスを手掛けるチャールズリバー・ラボラトリーズ<CRL>が決算を受け大幅安。通期の1株利益の見通しが予想を下回ったほか、研究用の霊長類のサプライチェーン調査に関して司法省から召喚状を受け取り、カンボジアからの輸入を自主的に停止したことを明らかにしたことが嫌気されている。

 インテリア製品メーカーのインターフェイス<TILE>が大幅安。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の13ドルから9ドルに引き下げた。今年の需要の弱体化を予想している。

 ヘルスケア・サービスを提供するメディファスト<MED>が下落。同社は患者と医師をつなぐプラットフォームや企業を対象にウェルネス・プログラムも展開。アナリストが目標株価を従来の106ドルから94ドルに引き下げた。投資判断は「中立」を維持。

 小型衛星の製造を手掛ける<LLAP>が急伸。同社の子会社タイバック・カノ・サテライト・システムズ社が無線プロバイダーのリバダ・ネットワーク社と24億ドルの契約を結んだと発表した。地球低軌道衛星300基の設計と製造に合意したという。

 香水やボディケアなどパーソナルケア製品のバス&ボディワークス<BBWI>が上昇。アクティビスト(物言う株主)として知られる投資会社サードポイントが同社に対して、役員報酬と業績不振を理由に委任状争奪戦(プロキシーファイト)を開始する予定だと伝わった。

 なお、きょうは引け後にエヌビディア<NVDA>とイーベイ<EBAY>が決算発表を予定。

パロアルト<PANW> 186.80(+19.91 +11.93%)
コスター<CSGP> 72.26(-3.76 -4.95%)
ニューズ・コーポ<NWSA> 17.58(-0.68 -3.72%)
チャールズリバー<CRL> 216.93(-26.67 -10.95%)
インターフェース<TILE> 8.50(-2.64 -23.70%)
メディファスト<MED> 103.37(-2.08 -1.97%)
テラン・オービタル<LLAP> 2.97(+1.26 +73.68%)
バス&ボディワークス<BBWI> 42.00(+1.24 +3.04%)

アップル<AAPL> 148.62(+0.14 +0.09%)
マイクロソフト<MSFT> 251.20(-1.47 -0.58%)
アマゾン<AMZN> 95.44(+0.86 +0.91%)
アルファベットC<GOOG> 92.01(-0.04 -0.04%)
テスラ<TSLA> 199.54(+2.17 +1.10%)
メタ・プラットフォームズ<META> 171.12(-0.96 -0.56%)
AMD<AMD> 76.34(-0.43 -0.56%)
エヌビディア<NVDA> 206.90(+0.35 +0.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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