ホワイトハウス、グルスビー・シカゴ連銀総裁をＦＲＢ副議長に指名検討

　ホワイトハウスは、米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長に就任するブレイナードＦＲＢ副議長の後任に先月にシカゴ連銀総裁に就任したグルスビー氏を指名することを検討している。ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が関係者の話として伝えた。グールスビー氏はオバマ前大統領の最高経済顧問を務め、今年就任する前はシカゴ大学で教授を務めていた。

　グールスビー氏は先日のＦＯＭＣで０．２５％ポイントの利上げに賛成していた。１２月に現職に就任して以来、政策的見解について公には語っていないが、グールスビー氏は昨年にシカゴ連銀総裁に就任する前に利上げをし過ぎるリスクと下げすぎるリスクについて警告していた。