朝のドル売り後、一転してドル買い=東京為替概況
朝のドル売り後、一転してドル買い=東京為替概況
ドル円は朝方ドル売り円買いが優勢となり、130円10銭台から129円80銭台を付けた。もっとも、下げ一服後は買い戻しが入り130円台を回復。午後に入ると一転してドル買いとなり130円30銭台を付けた。
今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらむ展開。0.25%の利上げはほぼ確定的で、パウエル議長の会見や会合声明などが注目材料。FOMCまでは一方向の動きにはなりにくい中、取引量自体も減っており、朝方は130円割れのストップロスなどを受けたドル売り。ただ、大きく売り込む勢いはなく、その後買い戻しという流れ。
FOMCでパウエル議長はそれほど目立った姿勢の変更を見せず、物価高対応を強調するとの見方があり、この場合はドル買いになりやすいだけに、下がると買いが出る。
その他通貨も落ち着いた動き。ユーロドルは1.0852-75の23ポイントレンジにとどまっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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