カーマックスに回復の道筋がまだ見えずとの指摘も ただ、株価は上昇=米国株個別
アナリストが米中古自動車販売のカーマックス<KMX>の投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価は60ドル。景気回復への希望は時期尚早だという。
過去3年間の投資が最終的には実を結び、同社は長期的に中古車市場でシェアを拡大する可能性が高いと見ている。しかし、この潜在的な可能性を実現するための道筋はまだ見えておらず、利益正常化のタイミングや規模を割り引くことは困難であると付け加えている。
業界の回復力には懸念があるが、1-4年落ちの車の調達環境の競争が激化していることや、マイナスの株式リスクを考えると、V字型の可能性は低いとしている。
全体的な売上高に対する下振れリスクが1株利益やマルチプルで適切に割り引きされていないと指摘している。
ただ、株価は上昇。
(NY時間10:12)
カーマックス<KMX> 68.13(+0.74 +1.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。