アジア株 香港上海は一時上げ幅を拡大、中国「3つのレッドライン」規制緩和計画報道受け
アジア株 香港上海は一時上げ幅を拡大、中国「3つのレッドライン」規制緩和計画報道受け
東京時間14:12現在
香港ハンセン指数 21099.22(+47.05 +0.22%)
中国上海総合指数 3166.91(+11.69 +0.37%)
台湾加権指数 14359.87(+58.82 +0.41%)
韓国総合株価指数 2295.29(+30.64 +1.35%)
豪ASX200指数 7109.60(+45.97 +0.65%)
インドSENSEX30種 60184.41(-168.86 -0.28%)
アジア株は高安まちまち。
香港と上海株は5営業日続伸。不動産規制に関する報道を受け一時上げ幅を拡大する場面があったが、買いは続かず。週末を前に調整売りも出ており上値は重い。
中国規制当局が「三道紅線」(3つのレッドライン)と呼ばれる不動産融資規制の緩和を計画していると関係者の話としてブルームバーグが報じている。同報道を受け不動産株が急伸。香港市場で碧桂園控股が7.0%高、龍湖集団は5.4%高、CG SERVICESは4.2%高、華潤置地は3.6%高、中国海外発展は3.2%高。
(※3つのレッドラインとは、総資産に対する負債比率が70%以下、自己資本に対する負債比率が100%以下、短期負債を上回る現金の保有)
中国の経済活動正常化期待も高まっている。中国が8日から入境者に対する隔離措置およびPCR検査を撤廃するほか、香港も中国との往来制限を緩和する。今月21日からの春節大型連休に休暇や帰省で多くの人が移動することが予想されており、感染再拡大への警戒感は高まっている。一部報道によると、今年の春節に移動する人は約21億人にも上り、昨年の倍になるもよう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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