ドル円は往って来いの展開=東京為替概況
ドル円は往って来いの展開=東京為替概況
ドル円は前日の海外市場で130円割れから132円台後半まで大きく上昇。高値圏で東京朝を迎えたが、その後いったん調整の動きが広がり、131円60銭台を付けた。目立った材料が出たというよりも、このところの不安定な動きもあって動きが軽くなっており、調整の動きが強まった形。
安値からは一転して買い戻し。米株安の動きが広がりリスク警戒のドル買いが入ったこと、米10年債利回りが上昇し他ことなどがドル買いとなった。ドル円は132円前後で少しもみ合った後、午後は132円台後半まで上昇し、午前の下げ分を解消した。
ユーロドルは狭いレンジで落ち着いた動きも、ドル円でのドル売り・ドル買いに振られた。ドル円が値を落とした午前に1.0631を付ける動き。その後はドル高が優勢となり1.0600近くを付けている。
ユーロ円はドル円の下げ局面で140円割れを付けるも、その後140円60銭台を回復している。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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