【本日の見通し】来週FOMCまでは一方向の動きは厳しい
【本日の見通し】来週FOMCまでは一方向の動きは厳しい
海外市場ではドル売りが優勢となった。直近のドル高に対する調整が主体と見られる。ドル円は136円台前半を付ける動きを見せた。来週の米FOMCをにらむ展開が続いている。利上げ幅に関しては0.5%見通しが強まっているが、根強く0.75%見通しが残っている分、ドル売りが進みにくい。また声明や会見の内容次第で、ターミナルレートの見通しが上方修正されるとの思惑がドルを支える格好に。もっとも0.5%利上げが大勢となる中でドルを買い上げる勢いも見られず。
今日はそれほど目立った指標発表がなく、動きが出にくい展開。来週の米FOMCに関する思惑主導での動きが中心となりそう。ドル円は136円台での取引が中心となりそう。137円台をトライした後にいったん下げてきたこともあり、135円トライの動きなどもありそうだが、大きく下げる動きになるかはやや疑問。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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