グルーポンは冴えない決算も買戻しを強める=米国株個別
共同購入クーポンサイトのグルーポン<GRPN>が前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益が予想以上の赤字となったほか、売上高も予想を下回った。ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を下回っている。同社はコスト削減のために北米での人員削減も発表した。
冴えない決算で取引開始直後は売り先行で始まったものの、売りが一巡すると買い戻しが活発化し、買戻しを強めている。ひとまず、悪材料出尽くし感からのショートカバーが出ているのかもしれない。浮動株に対する売り残比率は32%まで高まっている。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.68ドル(予想:-0.30ドル)
・売上高:1.44億ドル(予想:1.63億ドル)
北米:1.08億ドル(予想:1.19億ドル)
海外:3650万ドル(予想:4990万ドル)
・グロスビリング:4.34億ドル(予想:4.91億ドル)
・アクティブ・カスタマー:2020万人(予想:2040万人)
・EBITDA(調整後):-860万ドル(予想:+643万ドル)
(NY時間10:21)
グルーポン<GRPN> 8.04(+1.00 +14.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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