クアルコムが決算受け時間外で5%下落=米国株個別
半導体のクアルコム<QCOM>が引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ただ、第1四半期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも予想を大きく下回る見通し示した。景気減速と中国でのロックダウンの影響を受けた。低迷するコンシューマ機器市場の浸食が予想以上に進んでいることが示されている。
同社は声明で「マクロ環境のさらなる悪化と中国における持続的なロックダウンにより、階層や地域を問わず幅広い需要が弱体化している」と述べた。
株価は時間外で5%下落。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):3.13ドル(予想:3.11ドル)
・売上高:113.9億ドル(予想:114.0億ドル)
QTC:99.0億ドル(予想:97.8億ドル)
QTL:14.4億ドル(予想:15.6億ドル)
携帯:65.7億ドル(予想:65.4億ドル)
RFフロントエンド:9.92億ドル(予想:10.8億ドル)
オートモーティブ:4.27億ドル(予想:3.72億ドル)
IoT:19.2億ドル(予想:17.9億ドル)
(10-12月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):2.25~2.45ドル(予想:3.40ドル)
・売上高:92~100億ドル(予想:120.3億ドル)
QTC:77~83億ドル(予想:101.4億ドル)
QTL:14.5~16.5億ドル(予想:17.1億ドル)
(NY時間16:46)時間外
クアルコム<QCOM> 106.41(-6.09 -5.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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