ダウ平均は反発 決算への期待で買い戻し ただ、懐疑的な見方は根強い=米国株序盤
NY株式20日(NY時間11:31)
ダウ平均 30659.43(+235.62 +0.77%)
ナスダック 10791.77(+111.26 +1.04%)
CME日経平均先物 27225(大証終比:+225 +0.83%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。一時400ドル近く上昇する場面も見られた。インフレやFRBのタカ派姿勢、そして、リセッション(景気後退)への警戒感は変わらないものの、市場は足元の決算に焦点を合わせているようだ。
取引開始前までにテスラ<TSLA>やIBM<IBM>、AT&T<T>の決算が発表になっていたが、テスラはネガティブな反応を見せているものの、IBMやAT&Tは好反応を見せている。市場には、決算が警戒したほど悪くはないのではとの期待感も出ている模様。
ただ、高利回りの環境下で上昇を維持できるかどうかには懐疑的な見方が根強い。「中央銀行の引き締め期待は高まる一方で、今後も大きな上昇と下降が続くだろう。マクロ経済への逆風は依然として強く、中央銀行が金融を引き締めれば、業績にひびが入る可能性が高い。引き続き戻り待ちの売りのスタンスに変化はない」といった声も聞かれる。
IBM<IBM> 126.93(+4.42 +3.61%)
AT&T<T> 16.96(+1.42 +9.12%)
アップル<AAPL> 145.24(+1.38 +0.96%)
マイクロソフト<MSFT> 239.49(+3.01 +1.27%)
アマゾン<AMZN> 117.36(+2.29 +1.99%)
アルファベットC<GOOG> 102.05(+1.76 +1.75%)
テスラ<TSLA> 213.88(-8.16 -3.68%)
メタ・プラットフォームズ<META> 136.12(+2.89 +2.17%)
AMD<AMD> 59.38(+2.15 +3.76%)
エヌビディア<NVDA> 125.80(+5.29 +4.39%)
ツイッター<TWTR> 52.28(+0.45 +0.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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