グーグルが中国で翻訳サービス打ち切り=米国株個別
グーグルは中国本土での翻訳サービス「グーグル・トランスレート」の提供を打ち切った。あまり利用されていないことが理由だという。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。現地企業との競争、規制の厳格化、厳しい検閲制度を背景に、米インターネット企業の間で中国から撤退する動きが広がっている。グーグルは2010年、検索結果への検閲の受け入れを拒否し、中国から検索エンジン事業を引き揚げた。だが17年には、中国ユーザー向けの「グーグル・トランスレート」アプリを導入。
グーグルは北京に人工知能(AI)の研究拠点を構えていたが、19年に閉鎖。現在は閲覧サービスのクロームなど限られたサービスに留まっている。
(NY時間12:35)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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