メルクが上昇 糖尿病治療薬に関する2つの特許で有利な判決=米国株個別
米株式市場は前日のFOMCを受けてリセッション(景気後退)への警戒感が更に強まる中、リスク回避の雰囲気が続いている。その中でディフェンシブ性の高い薬品株への買いが優勢となっており、ファイザー<PFE>やメルク<MRK>が買われている。その中でもメルクは材料が出ている。
糖尿病治療薬「ジャヌビア」と「ジャヌメット」の有効成分に関する2つの特許について、ビアトリス<VTRS>傘下のマイランを相手取った訴訟で、ウエストバージニア州の連邦裁判所がメルクに有利な判決を下した。
また、これとは別に、メルク・アニマル・ヘルスが家畜管理のためのバーチャルフェンスを手掛けるベンス社を買収することで合意している。条件については非公開。
(NY時間13:33)
メルク<MRK> 87.86(+3.33 +3.94%)
ビアトリス<VTRS> 8.97(-0.08 -0.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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