アナリストが米半導体大手3社のカバレッジ開始 AMDに強気=米国株個別
アナリストがインテル<INTC>、エヌビディア<NVDA>、AMDの半導体大手3社のカバレッジを開始した。
インテルについては、投資判断を「中立」、目標株価を32ドルで開始した。同社については、経営再建戦略の不透明性を指摘。投資家が現在の投資サイクルのリターンのタイミングと程度を見通せるまでは、マルチプル拡大に向けた材料を見出せないとしている。経営陣のタイムラインとテクニカルなロードマップの目標は野心的と考えており、競争圧力は引き続き高まるという。
エヌビディア<NVDA>は投資判断を「中立」、目標株価を165ドルで開始した。同社の長期的展望には強気だが、売上高再加速のタイミングと規模が依然見通せないことから、株価の上値は制限される可能性が高いと指摘。
一方、AMD<AMD>については投資判断を「買い」、目標株価を122ドルで開始。同社は、クライアント・コンピューティングとサーバ市場でのシェア拡大を可能にする製品ロードマップを順調に歩んでおり、現在のバリュエーションにはPC減速への懸念が反映されているという。
(NY時間10:15)
インテル<INTC> 30.35(-0.30 -0.98%)
AMD<AMD> 81.47(+1.86 +2.34%)
エヌビディア<NVDA> 136.97(-0.17 -0.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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