ゲームストップが冴えない決算も上昇 ＦＴＸとパートナーシップ締結＝米国株個別

　ゲームストップ＜GME＞が上昇。前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、１株損益の赤字が予想以上だったことや、売上高も予想を下回った。冴えない決算ではあったものの、株価は買いの反応を示している。仮想通貨取引所のＦＴＸとパートナーシップ締結を発表したことが材料視されている模様。

　ＦＴＸとは新たなｅコマースとオンライン・マーケティングのイニシアティブで協力するほか、ゲームストップは一部の店舗でＦＴＸのギフトカードの取り扱いを開始する予定。米国におけるＦＴＸの優先的な小売パートナーになる予定。提携の条件等は明らかにされていない。

（５－７月・第２四半期）
・1株損益（調整後）：-0.36ドル（予想：-0.34ドル）
・売上高：11.4億ドル（予想：12.8億ドル）
　　ハードウェアおよびアクセサリー：5.96億ドル
　　ソフトウェア：3.16億ドル
　　コレクターズアイテム：2.23億ドル

（NY時間09:49）
ゲームストップ＜GME＞　24.94（+0.90　+3.72%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美