オプティマイズＲｘが決算受け大幅安 売上高見通し下方修正＝米国株個別

　ヘルスケア用品のネット販売を手掛けるオプティマイズＲｘ＜OPRX＞が大幅安。取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。通期ガイダンスも公表しており、売上高および粗利益率の見通しを下方修正している。

　見通し変更は、新薬承認数の鈍化、顧客企業の離職率の上昇、ファネル内の案件サイズの拡大に伴う販売サイクルの長期化など、ライフサイエンス業界の一時的な課題を認識したことによるとしている。

　アナリストは、「今回の決算はひどく、業績予想も大幅に下方修正された。ただ、同社固有の問題というよりも、急速に発達した無数の業界要因の責任を負わされた格好となっている」と述べた。株価は恐らく来年初めまでは低迷が続く可能性があるという。

（４－６月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：0.04ドル（予想：0.09ドル）
・売上高：1400万ドル（予想：1690万ドル）

（通期見通し）
・売上高：6200～6800万ドル（従来：8000～8200万ドル）（予想：8140万ドル）
・粗利益率（調整後）：59～62％（従来：57～60％）（予想：58.7％）

（NY時間10:41）
オプティマイズＲｘ＜OPRX＞　16.87（-5.38　-24.18%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美