きょうの英党首選討論会のポンドへの影響は限定的か=NY為替
きょうの為替市場はドルの戻り売りが続く中で、ポンドドルの買い戻しの流れも続いており、一時1.2085ドル付近まで上昇している。本日1.2010ドル付近に来ている21日線を回復して来ており、1.20ドル台を維持できるか注目される。
本日は英保守党党首選の候補者2人の討論会が行われる。それは両候補のスタンスを見極める絶好の機会を投資家に与えるかもしれないが、ポンドはほとんど動かないものと見られているようだ。
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スナク前財務相とトラス外相が現地時間の夜(日本時間26日早朝)に初のテレビ討論を行うが、ポンドに重大な影響を与えるには時期尚早であり、現状のままリスク選好に沿った動きが続くはずだという。なお、ポンドドルは現在の不安定な市場環境下では1.20ドルより上での持続的取引は難しい可能性もあるとしている。
GBP/USD 1.2046 GBP/JPY 164.66 EUR/GBP 0.8483
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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