ドイツ不動産大手は賃貸住宅の暖房を削減へ、天然ガス価格の上昇止まらず
ドイツの不動産大手ボノビアは天然ガス不足に備えて賃貸住宅の夜間の暖房を削減する予定。ロシアからの供給が不安定となっており、供給途絶に備える措置のようだ。同社はドイツ国内に49万戸の賃貸住宅を所有しており、午後11時から午前6時までの暖房温度を抑制する。秋口までにはこの措置を完全に実施する見通し。
欧州の天然ガス価格の指標であるTTF先物は6月末から急騰しており、ロシアがウクライナに侵攻した後のピークである3月高値に接近しつつある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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