銀行株の買い目立つ アナリストが一部大手銀の投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
きょうは銀行株の上げが目立っている。米国債利回りも低下しており、特段の買い材料は見当たらないが、アナリストがモルガン・スタンレー<MS>やJPモルガン<MS>といった一部の大手銀の投資判断を「買い」に引き上げた。株価は30%前後かそれ以上の上昇余地があるとの見方を示している。
経済が景気後退入りした場合でも、銀行業界は過去のどのような不況よりもうまく対処していくと考えているという。労働力不足が景気後退に直結する公算は小さいとも述べている。
投資判断が同じく「アウトパフォーム」のバンカメ<BAC>とシティグループ<C>、ゴールドマン<GS>、USバンコープ<USB>も推奨銘柄となっている。
(NY時間15:03)
JPモルガン<JPM> 123.57(+3.12 +2.59%)
シティグループ<C> 50.50(+1.79 +3.67%)
バンカメ<BAC> 37.36(+1.22 +3.38%)
ゴールドマン<GS> 314.87(+4.45 +1.43%)
モルガン・スタンレー<MS> 84.24(+2.28 +2.78%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 44.31(+0.64 +1.45%)
USバンコープ<USB> 49.61(+0.76 +1.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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